経歴


 江本克也 Profile

岡山県倉敷市出身。1978年3月 岡山県立 倉敷青陵高校を卒業、同年4月名古屋工業大学 工学部合成化学科に入学。1982年3月同学同学科卒業。同年4月 東洋紡株式会社に入社。38年間、東洋紡グループで勤務。1992~1996年 4年間ドイツ駐在経験あり。2019年10月東洋紡グループ会社㈱ティー・エヌ・シーを60歳で退社。今まで一貫して高機能性樹脂及び接着剤関連での 研究開発・工場経営・営業活動に従事。

<趣味> テニス、スポーツ観戦、琵琶湖・京都散策、古代史愛好家


職務経歴


    (西暦)

    年/月

  ~年/月

勤務

期間

年/ヶ月

           会社名

       所属・役職

          (勤務地)

   職務分野                                職務の内容 (何をやってきたか)

    2011年10月

     ~

    2019年10月

 8年/1ヶ月

      東洋紡グループ

   (株)ティー・エヌ・シー

          工場長

        (四日市市)

   工場経営

 電子部品用接着剤・コーティング剤の受託加工工場の管理運営全般

 

 (1)工場長直轄の営業担当を置き、自身も営業部長兼務で

     注力し、新規受託加工品比率を大きく増加。

 

(2)5S活動を推進し、各グループにQCサークル運営および

 進捗管理を任せ、現場のクリーン化を促進させることで

 現場の安全・品質・生産性が向上。6年無災害継続。

 ☆「BCP(事業継続計画)」にも注力

 

(3)利益改善活動(コストダウン含む)に注力し、継続して

 会社の利益改善に大きく寄与。

 

(4)人事教育制度&技術伝承制度を策定。8年間で20歳代を

 多数採用したが、この制度を有効に運用。また入社3年間は

 課題OJTテーマを年度初めに設定し、若手メンバー&指導者の

 成長及びコミュニケーション向上を推進。

    2007年11月

     ~

     2011年9月

3年/11ヶ月

 東洋紡機能性ポリマ

      開発センター部長

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 基盤技術・プロセス

     開発部 部長

 (滋賀県大津市)

 開発管理職

 

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 開発管理職

 

 

 電子部品用接着剤の開発に注力し、各種耐熱用途などへ展開、新規商品を立上げ。

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耐熱エンプラ樹脂、新規フィルム用ベース樹脂の開発に注力。

またエラストマー樹脂商品などを立上げ。液晶ディスプレイ関連の樹脂、シートなども立上げ。

   2001年11月

           ~

   2007年10月

6年

 東洋紡バイロン

 事業部マネジャー

 (東京・大阪)

     営業職

磁気テープ(ビデオテープ)に代わる情報記録材料分野の新規商品の情報収集などに注力し、各種 熱転写記録材料及び複合機の材料等を商品化、市場投入。

   1996年12月

   ~

   2001年10月

4年/11ヶ月

   東洋紡樹脂技術

   センター リーダー

 (滋賀県大津市)

  研究開発職

回路基板に使用される耐熱性樹脂配合銘柄を開発、大手メーカーへ採用。その他各種、電子部品用接着剤の開発に注力、採用。

   1992年11月

     ~

   1996年11月

4年/1ヶ月

東洋紡Europe-GmbH

 テクニカルマネジャー

 (独 ハンブルグ市)

開発営業職

( 海外駐在)

独Hamburgに駐在し開発営業活動(情報収集含む)に注力。

特に接着剤、エラストマー樹脂の技術輸出を仏、独の最大手メーカーと

交渉し成功。

 1990年10月

   ~

 1992年10月

2年/1ヶ月 

東洋紡樹脂技術

 センター 研究員

(滋賀県大津市)

 

 研究開発職

 

  パッケージ用接着剤(水系)及び自動車内装用ホットメルト接着剤(固形)の開発品を商品化へ。

   1986年11月

     ~

    1990年9月

3年/11ヶ月

    東洋紡岩国工場

      重合課 係長

   (山口県岩国市)

   製造職

技術センターで開発した樹脂の立上げに岩国工場に赴任。

ポリエステルウレタン樹脂の年間数千トン生産体制を確立。

また各種、繊維、フィルム、エンプラ用樹脂を立上げ。

  1982年4月

   ~

 1986年10月

4年/7ヶ月

   東洋紡樹脂技術

  センター 研究員

  (滋賀県大津市)

 研究開発職

入社直後から磁気テープバインダーの開発に注力。大手メーカー向けに多数の銘柄の商品開発、立上げに貢献。

自己のアピールポイント


 研究開発から、工場での開発品の立上げ、品質管理、工場運営、そして開発品の営業、事業マネジメント経験および海外駐在での開発営業経験など、一通りのスキルを身に着けて参りました。 これらの経験値を活かして、技術開発支援や工場運営支援および販路拡大支援に取組んでいければと考えております。特に樹脂、接着剤、塗料、コーティング分野での対応を得意としております。

また、会社生活37年半で幾度かの苦労はありましたが、一度も赤字決算年度はなく、黒字継続できたこともアピールポイントです。

 

職務能力(私にできること)


職務分野 職務能力と具体的な裏付け・経験(何ができるか)
①技術開発支援 

 

 新商品開発にあたり(特に接着剤、塗料、コーティング材分野)、粘り強く研究開発に注力し、その分野の最先端

の新タイプ樹脂を担当者として立上げた経験、そして、リーダー・管理職としてもチームの能力を結集し一丸となり、新商品を立上げをバックアップした経験値などが、技術開発支援に活かせると考えています。

 また、研究・開発センターの15年間に、磁気記録分野バインダー(溶剤系)、包装材料用接着剤(水系)、自動車内装用ホットメルト接着剤(固形)、電子部品用耐熱接着剤(樹脂配合系)、導電性ペースト(フィラー樹脂配合系)など多用途対応および多種銘柄開発のスキルなども、新商品、新技術開発を支援させて頂くうえでお役に立てると考えております。

 ※キーワード ☆接着剤、塗料・コーティング ☆包装材 ☆自動車内装 ☆電子部品 ☆新商品開発 ☆新技術開発 

 

②工場経営支援

 

 工場側で新規開発部門がない場合は、受託生産主体の受身傾向となり、仕事へのモチベーションが下がってくる

ことが考えられたが・・活性化の1つ方策として、自社の設備を有効利用すべく工場メンバーから営業担当を選出し、自社工場自身の力で受託生産量アップに貢献すべく中期計画目標を設定し、その達成に向けて工場一丸になることが 全体の活性化ににつながることを経験。

 また業績結果としても、工場経営の後半は、その点に重きを置き、親会社以外からの新規受託加工品の比率を大幅

にアップさせることできた。これらの経験は、若手メンバーとシニアメンバーとの技術伝承活動にも有効となり、

若手および指導者ともに成長へと導かれています。

 

 工場の安全力アップ、品質向上、生産性向上の基本である「5S」活動を徹底したことで、自身の経験としても

無災害継続(6年継続)、クレーム・コンプレイン減少および作業性アップ(生産量アップ)へ大きく向上。

改めて「5S」活動は、工場経営の根幹であると考えており、コンサルとしても活用できると考えます。

また近年、災害発生が多発していることもあり、[BCP(事業継続計画)」への注力支援を考えています。

 

 利益改善(コストダウン含む)活動の基本である 原料コスト低減、生産性アップ、上記の新規受託料アップ

(固定費カバー)などについても、毎年度進捗管理表で目標設定をすると共に管理のサイクルPDCAを廻し、

各課チームで自主管理&継続の重要性を経験してきたので、それらのスキルを活用すること考えています。

 

 上記の活動を、若手社員に定着させていくことが技術伝承していくうえでも工場運営の重要テーマとなる。

それを確実に実施する為には、課題OJTとして、テーマ進捗管理を地道に継続(PDCA)することで、若手と

指導員のコミュニケーション向上が図れ、お互いのレベルアップ(人材育成:幹部育成)が得られることを経験

しており、支援活動の基本として考えています。

  

 ※キーワード

 ☆「BCP」対応  ☆安全力・品質・生産性向上⇒「5S」 ☆自走力アップ;利益改善(コストダウン含む)活動

 ☆幹部育成(+若手育成) ☆課題OJT進捗管理 ☆コミュニケーション力 ☆管理のサイクル(PDCA)

 

③販路拡大支援

(新規品開発)

 

  樹脂、接着剤、塗料、コーティング材分野のマーケティングに注力してきたが、この分野のビジネスは主に

[BtoB]形式であり、「開発による拡大」を重点に置き推進してきた。つまり製造・販売・開発(製販開)が一体になって開発推進すべきテーマが多く、製販開の連携の出来不出来が、開発案件の立上げに大きく影響するので、定期的に打合わせを行うにあたり、事業マネジャーや技術アドバイザー(顧問)は製販開メンバーのベクトル合わせ等に重要な役割となる。またユーザー訪問時での双方のすり合わせにおいても、QCDS(要求品質・コスト・納期・安全性)ポイントを確実におさえ、市場性、競合等のチェックでは、3C分析、SWOT分析などを活用し、マネジメントしながらの新規開発品立上げ、市場投入(展示会・商談会)の経験値が販路拡大支援に活用できると考えています。

受託加工分野での拡大についても支援できます。

 

 ※キーワード

 ☆受託加工 ☆QCDSチェック ☆3C分析 ☆SWOT分析 ☆[B to B]スタイル  ☆展示会 ☆商談会

 

 

所有している公的資格

取得年月日 資格・免許
1987年5月 有機溶剤作業主任者
1987年8月 危険物取扱者免状
1988年2月 酸素欠乏危険作業主任者
2012年2月 特化物作業主任者
2019年11月 経済産業省  中部経済産業局(東海地区)  経験値活用型  専門家

2020年1月

中小企業庁ミラサポ専門家

2020年3月

公益財団法人 京都産業21 専門家

2020年3

公益財団法人 岡山県産業振興財団  専門家

2020年4月

公益財団法人 三重県産業支援センター 専門家

2021年4月

公益財団法人 滋賀県産業支援プラザ 専門家

2021年4月

滋賀県商工会議所連合会 エキスパート